本日ご紹介する京都の紅葉スポットは
北野天満宮の『もみじ苑』です。
北野天満宮といえば学問の神様として知られる菅原道真公が祀られている神社として有名ですね。
”学問の神様”ですから、毎年受験シーズンになると多くの受験生がお参りに来て、絵馬を書いたり、お守りを買って帰る姿を多くみかけます。
そんな北野天満宮に紅葉見物にピッタリな場所があるのをご存知ですか?それが今回ご紹介する「もみじ苑」です。
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北野天満宮・「もみじ苑」とは
京都に聚楽第を完成させたのちの”北野大茶会”を開催させたのがこの北野天満宮だったといわれています。
北野天満宮には「御土居」(おどい)という、かつて豊臣秀吉が1591年に京都の都市改造の一端として京都の周囲に築いた土塁があり、北野天満宮に残っているものを含めた10か所が史跡となっています。
水害などの防災や洛中・洛外を区別する目的で造られたとのこと。
その御土居一帯に植えられているもみじの木が、秋になると一斉に紅葉し、紅葉の名所として公開されています。
※北野天満宮・「もみじ苑」の詳細については以下のリンクを参照してください。
北野天満宮・「もみじ苑」の紅葉
もみじ苑に入苑してすぐくらいに、朱塗りの”舞台”があると思いますが、この写真はそこから川の方を見下ろしたアングルで撮ったものです。
まだまだ紅葉真っ盛りの時季に行きましたが、落葉も始まっていて、落ちたもみじの葉が”絨毯”になっていて、
木の枝のもみじと散もみじ両方でまさにその場が”真っ赤に染まる”写真が撮れました。
うまく撮れなくて画像が粗くすみません。ここが一番の”写真スポット”だそうです。
もみじ苑内に、天神川という小川が流れていますが、そこに「鶯橋」という同じく朱塗りの橋がかかっています。
その鶯橋からすこし離れた場所から、橋と周辺のもみじが入るスポットで撮るのが定番のようです。
舞台の横からのアングルです。
竹林の前にももみじの木があってここの紅葉もキレイです。
これが「御土居」ですね。一面散り紅葉がとても綺麗です。
この写真の左側も「御土居」です。
ここから先は入れなくなっていて竹の柵が立ててありました。
こちらももみじの絨毯。
もみじの葉っぱ一枚一枚が赤く本当にきれいです。
北野天満宮・「もみじ苑」の紅葉おすすめポイント
他の有名紅葉スポットと比べると混み合わない
北野天満宮は人気の観光スポットではありますが、紅葉の名所としてはそれほどメジャーではないためか、
紅葉ピークの時季でもそんなに観光客で混み合うといった印象はありません。
ライトアップの入苑料が分かれていない
ライトアップを実施している観光施設は、昼間とライトアップの夜間で”入れ替え”を行っていることも多く、
ライトアップも観たい場合は、いったん退場して再度拝観料や入苑料を払って再入場しなければなりません。
この「もみじ苑」は入苑料1000円で昼間もライトアップもどちらも楽しむことができます。
なんか、前はもっと安かったと思うんだけどね・・・
ここに限らずひっそり値上げしているところ結構あるんですよね。
北野天満宮・「もみじ苑」の詳細・基本情報
住所 | 〒603-8321 京都府京都市上京区馬喰町<地図> |
---|---|
最寄駅 | 京福電鉄北野線「北野白梅町」 |
電話番号 | 075-461-0005 |
もみじ苑 入苑時間 | 9:00~16:00 ※ライトアップは日没~20:00 |
休み日 | なし |
日本庭園 入園料 | 大人1000円 小人500円 |
駐車場 | 北野天満宮駐車場あり(無料) |
もっと良心的な入苑料にしてもいいと思うんだよね。
前はもう2、300円安かったはずだし。
けちけち話ばかりしてすみません。
要らんとか失礼なこと言っていますが、お菓子は北野天満宮の近くにもお店のある「老松」という老舗和菓子屋さんが提供している「北野大茶湯」というものです。
こちらが「北の大茶湯」。
中身の写真を撮っていなかったので、老松さんの公式ウェブサイトからお借りしました。
写真:「有職菓子御調達所 老松」公式ウェブサイトより
これは「麩の焼き」というお菓子だそうで、見た目は「和風オムレット」といった感じ。
水で溶いた小麦粉を薄く焼いたもので、白味噌の餡子を包んだお菓子です。
京都=白味噌のイメージが強いので、京都らしいお菓子ですね。
北野天満宮・「もみじ苑」へのアクセス(行き方)
場所(MAP)
北野天満宮の西側にもみじ苑があります。
駅からのアクセス
最寄り駅からの行き方
北野天満宮・「もみじ苑」の”最寄り駅”は京福北野線「北野白梅町」駅です。
駅から歩いて北野天満宮まで徒歩10分弱。そこからもみじ苑までさらに数分といったところです。
京都駅からの行き方
101号系統は「急行」で停車するバス停の数が少ないため、乗車時間は少し短くなります。
おすすめの行き方
ただ、やはり京都駅からバスは時間がかかる、読めないため、以下の方法がおすすめです。
1. 京都駅から市営地下鉄に乗り、『今出川』駅で下車。(乗車時間10分 260円)
2. 地上に上がり、『烏丸今出川』バス停から市バスに乗り換えます。
【バス停の場所】
”烏丸今出川”とGoogleMapで検索すると、このように出てきます。
「烏丸今出川」バス停の位置は以下のマップのとおりです。
※画像クリックで拡大できます↑
西行きのバス停は、道路(今出川通)の南側です。
3. 「北野天満宮前」バス停で降ります。(乗車時間15分 230円)
この場合のバスはバス停から今出川通りを西へひたすらまっすぐ走るだけなので、乗車時間も早ければ15分もかからないと思います。
駐車場について
北野天満宮は大きめの無料駐車場があります。
有名観光地で広めの駐車場のわりに無料というのがとてもありがたいです。
もちろん、参拝者専用駐車場ですので、北野天満宮参拝以外での駐車はしないでください。
まとめ
いかがでしたか?今回は北野天満宮内にある紅葉スポット「もみじ苑」のご紹介でした。
もしかすると、北野天満宮には何度も参拝したことがあるよ、という方でも、この「もみじ苑」は行ったことがない!
という方も多いかもしれませんね。
入苑料が高い!とさんざん愚痴りましたが、紅葉ピークの時季には何ともいえない美しいもみじが観られますので、ぜひ、昼夜セットで訪れてみてください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!